Dr.コロリのQ&A 症状に関して 足の症状や製品についてのよくある質問にお答えいたします。
- 症状に関して
- 製品に関して
「魚の目」「タコ」はなぜできる?
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足に合わない靴やハイヒールが最大の原因
「魚の目」「タコ」ができる一番の原因は何といっても"靴"。歩くときに靴と皮膚が擦れて、圧迫されるために角質層が刺激を受け、魚の目、タコができてしまいます。
特に、先の尖ったハイヒールは、足先に負担をかけることが多く、魚の目、タコができやすくなります。
ちなみに、魚の目、タコに悩んでいる男女比は1対3というデータもあります。 -
押しても痛むのが魚の目、痛まないのがタコ
魚の目も、タコも本質的には同じで、両方とも皮膚の一部が繰り返し刺激、圧迫、摩擦などを受けることによって、角質層が厚く(硬く)なったものです。
素人目で区別するのは難しいのですが、肥厚した角質層がクサビ状に真皮に向かって入り込み、押したときに痛むのが「魚の目」、痛まないのが「タコ」というのが一般的な識別法です。 -
放っておくと、足や腰に悪影響
「靴などの刺激による悪影響」「できやすい体質」「皮膚の老化」という3つの原因が上げられます。
魚の目、タコ自体は深刻な病気ではありませんが、痛みをこらえて無理な歩き方をするため、自然に腰や膝に負担がかかり、腰痛の原因になるのです。これは、現代の「靴社会」に起因することが最も大きいと思われます。
デザインや外観にとらわれず、足にフィットする靴を選ぶことが予防のためのポイントです。
家庭でできる「魚の目」「タコ」の治療法は?
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【お悩み】仕事柄歩く機会が多く、足に魚の目ができてしまいました。
【お答え】ウオノメコロリ液体タイプは患部によく浸透し、即効性があるので、1日1〜2回の塗布を繰り返しますと、患部の硬くなった皮膚を柔らかくして治療することができます。液体タイプなので、患部の部位や大きさを選びません。
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【お悩み】ハイヒールを履いて毎日電車通勤をしているため、足の小指に魚の目ができています。歩くと痛みを感じます
【お答え】足の指など、比較的小さな魚の目にはウオノメコロリ絆創膏「足指用」をお薦めします。薬剤部分が直径5mmと小さく、また、患部の痛みをやわらげる保護用フェルトがついていますので、2〜3日毎に取り替えて使用してください。
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【お悩み】スポーツをしている関係上、足の裏に大きな魚の目ができています。
足に力を入れると痛みをひどく感じます。【お答え】足の裏などの大きい魚の目には、ウオノメコロリ絆創膏「足うら用」をご使用ください。薬剤部分も直径10mmで、足指用と同じように患部の痛みをやわらげる保護用フェルトがついています。2〜3日毎に取り替えてご使用ください。
あなたの症状に合った製品をご紹介しています。
「イボ」の原因は何?
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一般的なイボの原因はウイルスの感染によるもの
一般的にイボといわれるものは、ウイルス(ヒト乳頭腫ウイルス)によって起きる良性のできもの(腫瘍)で、専門的には「ゆうぜい(疣贅)」といいます。
小さな(目に見えないような)傷から皮膚に入って増えたもので、感染症ですが、免疫力の強い人はほとんど感染しません。
ただし、自分自身の傷ついた皮膚には簡単にうつることがあります。
イボの種類
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●尋常性イボ(疣贅)
もっともよく見られるイボで、表面がザラザラした、角質化した(硬くなった)イボのことをいいます。
体中のどこにでも出来ますが、手や足などによく見られます。足底イボは、尋常性イボが足の裏に出来たものをいいます。 -
●足底イボ
足のうらにできるイボで、圧力がかかるためにほとんど隆起しません。
ウオノメとよく間違えられますが、イボは表面をけずると出血することが多いです。(ウオノメは出血せず、芯があるため押さえると痛みを感じます。) -
●青年性扁平イボ
顔や手の甲などに出来やすい、小さなシミのように見える直径2〜3mmの皮膚色・淡褐色のイボです。
若い男女に多く見られます。ひっかくと線状に感染が広がります。
皮膚科の医師にご相談ください。 -
●尖圭コンジローマ
性器及び肛門にできるイボで、性病のひとつとして考えられます。皮膚科の医師にご相談ください。
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●水イボ(伝染性軟属腫)
専門的には、イボ(疣贅)ではなく、伝染性軟属腫といわれる、別のウイルス(伝染性軟属腫ウイルス)が原因の皮膚疾患です。やわらかく光沢があり、子どもによく見られます。皮膚科の医師にご相談ください。
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●老人性イボ
加齢によって起こる変化で、表面が黒褐色のイボです。悪性腫瘍(癌)の場合もあります。
気になる方は皮膚科の医師にご相談ください。
イボの治療法は?
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イボの種類やイボができた場所によって、治療法が異なります。
尋常性イボや足底イボでは、イボコロリを塗布して治療する方法が家庭でも簡単に行えます。
また、医師がよく行う方法に、液体窒素による冷凍療法があり、尖圭コンジローマなどでは推奨されます。
加えて、ハトムギ(医薬品名:ヨクイニン)は煎じて飲むと、肌荒れやソバカスだけでなく、イボの治療にも効果があると昔からいわれていました。
青年性扁平イボや尋常性イボなどでは、ヨクイニンの内服がよく行われます。
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